2層で守る。強靭な保護コート

W PROTECTION
汚れのメカニズム

コンクリートの建材はアルカリ水を吸い上げやすい性質を持っています。
右図のように事前に対策を行っていない場合、裏面からアルカリ水を吸い上げ、表面に濡れ色や白華が発生します。
この状態を放置すると太陽光に含まれる紫外線を受けてアルカリ水が黄変し、美観を大きく損ないます。


PROTECTION 01

含浸コートで保護

  • 含浸コート剤を塗布することで、塗布面から内部に深く浸透し、吸水性を著しく低下させる効果があります。さらに裏面や小口からのアルカリ水の吸い上げを防止します。表面への汚れの付着を抑制し、汚れが付着しても簡単なメンテナンスで除去可能です。シリカを主成分としているため、汚れの防止と共に建材を緻密にして表面硬度を向上させます。形成された浸透防水層は通気性を持っているため、建材内部に水蒸気がこもりません。

  • 内部まで浸透して表面から汚れを完全ガード

PROTECTION 02

トップコートで保護

  • トップコート剤を塗布することで塗膜を形成し、汚れ、塩害、中性化などのトラブルから長期的に保護します。またコンクリートに対して高い密着性を有しており、吸水に起因する濡れ色を防止します。

    ■汚れが付着しにくい「低帯電制」

    塗膜表面に帯びる静電気を低減することにより、汚染物質の付着を防ぎます。

    ■汚れが定着しにくい「高い架橋密度」

    架橋密度が高まったことから、汚染物質の衝突による塗膜変形を現象させ、塗膜への汚染物質の付着を防ぎます。

    ■汚れが除去されやすい「親水性」

    水との接触角が低くなったことから、濡れ性(親水性)が向上し、汚染物質の洗浄効果が現れ、汚れが落ち易くなります。